blog-chronicle 【ブロニクル】

ほとんど誰も読んでないブログ(笑)。

カモフラージュ。


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毎年、東日本大震災が起きた3.11の日が近づくと、

テレビや新聞では突然思い出したようにあの日を振り返ったり、被災者のいまの様子を紹介する企画を組む。

通常それらの報道は、3.11が過ぎるとパタリと鳴りをひそめてしまう。

なんだかそれは、GWとかクリスマスとかの年中行事に対する扱いに似ている。

震災から7度目の3.11は日曜日だった。

平日のワイドショーや帯の報道番組は、その前の週からさまざまな震災特集を組んでいた。

おそらく週が明けたら、時期はずれの話題になってしまうからに違いない。

そんな皮肉な見方をしていたら、今年はそうでもなくて、3.11を過ぎても震災関連の話題を取りあげていた。

どうしてだろうと考えていて、先週の終わりに森友文書の書き換え問題で国税庁長官が辞任し、

週明け月曜には財務省が書き換えを認める発表があったことに思いあたった。

この一大スキャンダルから国民の目をそらせるために、

政府はマスコミに働きかけて、震災の話題でカモフラージュしようとしたのではないか。そんな陰謀論を妄想してしまう。

あるいは3.11までにオンエアを予定していた震災関連の特集が、

突然の財務省職員の自殺や佐川氏辞任のニュースで、紹介する時間がなくなり、週明け以降に延期されたのかもしれない。

考えすぎかもしれないが、東日本大震災を忘れてはいけないように、

森友問題についても、けしてウヤムヤにしてはいけないと思う。