風化する歴史。
今日は2月26日。
なんかあったよなーとしばらく考えていて、やっと「2.26事件」の日だと思いあたった。
だってテレビも新聞も一言も触れないんだもの。オリンピック選手の凱旋会見はどこでもやってたけど。
ま、1日じゅう全ての局を見てたわけじゃないし、新聞も手元にあるのをパラパラ眺めただけだから、どこかには出てるかもしれない。
ネットでも見なかったな。ネ●●ヨさんを恐れてるんだろうか。
日付けがそのまま事件名になってる22.6は、むかしなら子どもでも知ってた。どんな事件だかまるで知らなくても。
別に「あの出来事を忘れてはいけない!」とか警鐘鳴らしたいわけじゃない。
あー、こんなふうに歴史って変わってくんだなーと感心しただけだ。
考えてみれば歴史上の出来事が何月何日に起きたか、知らないでいてもそれほど不自由はないわけで。
ただひとつ気になるのは、これが意図的に忘却させられてる可能性。
かつて軍部が暴走した事実を、いまの人たちに知られると都合が悪い………そんなおかみの意志が働いてたらこわいわな。